無用の用

これはこの前「紙博」を見に行った時買ったもの、水彩で描いた花です。大好きので、instagramに投稿した。そして、「まだ無用のものを買ったの?」と友達に言われた。

「無用のもの」って、確かに、一見、役に立たないと思われるものが、私にとって、一体、どうですか。自分でちゃんと考えていた。他の人にとって、それは大したものではないべきた、でも自分にとって、例えばその花を買ってきて、部屋に置いていた。ただみると、気持ちいい、何のことがあっても、イライラしないで、前向きに生きている。私にとって、とんでもない役を立ったでしょう?びっくりしたのは、他の人もそういう考えがあるかなって思いながら、ネットで調べると、何千年前の道家の代表者ーー老子は、「無用の用」という言葉があります。


「三十輻共一轂。当其無有車之用。        

挺埴以為器。当其無有器之用。        

鑿戸?以為室。当其無有室之用。        

故有之以為利、無之以為用。」


「物事の本質は、目に見えないところにある」というメッセージが込められているのではないでしょうか。実際、老子思想の中核である「道」も、目には見えないものです。しかし、それでいて確かに存在していて、この世の万物を作り出している… 

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